【#7】WASHABLE OMBRE CHECK SHIRT 洗える、という自由。
ウールシャツは美しい。
けれど「家で洗えない」――その一点が、長く多くの人にとっての壁だった。
SUBCULTUREはその制約を越えるために、尾州のウール工場と何年もかけて開発を進めてきた。
目指したのは、“ウールのぬくもりと艶をそのままに、日常へ戻す”こと。
そして誕生したのが、この WASHABLE OMBRE CHECK SHIRT だ。

【糸を染めるところから始まったオンブレ】
このオンブレチェックは、既製の生地ではない。
原糸の段階から染め方を見直し、黒・グレー・白のバランスを何度も調整した。
織り上がったときに自然な濃淡が浮かび上がるよう、ションヘル織機でゆっくりと織り上げている。
一見モノトーンのようで、光の角度によって微かに揺れる温度を持つ。
SUBCULTUREが考えるオンブレとは、ただの柄ではなく“時間と手の跡”の積み重ねそのものだ。
結果、1色の中にも何色も存在する、存在感のあるチェックに仕上げていきます。
【洗えるウールという、新しいクラシック。】
素材には、防縮設計を施したウール糸を使用。
家庭の洗濯機でも縮まず、型崩れしにくい。
それでも、ウール特有の“呼吸するような膨らみ”は失われない。
見た目はクラシック、ケアはイージー。
このバランスこそが、今の時代のリアルな上質さだと思う。
「好きな服を、気をつかわず着たい。
それでも、質には妥協したくない。」
― そんな思いから生まれた一枚。
【クラシックを、生活の中へ。】
オリジナルのオンブレチェックを、洗って着る。
そんな何気ない行為の中に、職人の技と美意識が息づいている。
着込むたびに柔らかさが増し、陰影はより深くなる。
このシャツは、特別な日のためではなく、
“毎日の中で美しくあってほしい”という願いから生まれた。
CARE INSTRUCTION
ご自宅での洗濯は可能です。(ネット使用・弱水流推奨)
乾燥機は使用しないでください。高温により縮みや風合いの変化が生じる恐れがあります。
風合い出しを兼ね、初回の洗濯での縮みを防止する為、製品はワンウォッシュを済ませてあります。
洗濯後は形を整え、陰干しで自然乾燥を。
アイロンは中温、当て布推奨。(アイロンは必ずかけた方がサイズ感はキープしやすいです。)
染める。織る。洗う。
そのすべての工程に、職人の手がある。
クラシックを、ふたたび日常へ。
SUBCULTUREが思う“自由”は、そんな服の在り方だ。

