【#24】SUBCULTURE TOKYO 1st Anniversary Collection

一年という節目に、もう一度届けたいもの。
SUBCULTURE TOKYOがオープンして一年、本当に多くの方々にブランドを支えていただきました。
まずは深い感謝をお伝えしたいと思います、本当にありがとうございます。
ブランド立ち上げ当初から変わらず大切にしてきたこと。それは、"自分たちが本当に着たいもの"を妥協なく作ることです。
今回、一周年という節目に選んだのは、SUBCULTUREを代表する二つのアイテムでした。
デニムパンツとウールシャツ。
ブランドの原点とも言えるこの二型を、現在のSUBCULTUREの技術と経験を注ぎ込み、改めて形にしました。
501XXから生まれた、新たな一本。
今回1周年を記念し作成したのは意外に思われる方がいるかもしれませんが、加工のデニムになります。
理由は幾つかありますが、ディレクターである瀬尾自身が穿き込んだヴィンテージのLevi’s®︎501XX ギャラ入り、本モデルをベースにデニムパンツの製作をすることをかねてより決めていたからです。
購入時、リジッドでこそありませんでしたが、濃紺の状態(インディゴ残り80%以上の状態)のモデルを入手したことがこのストーリーの始まりでした。糊付けを行い約一年半の間来る日も来る日もひたすらに穿き込んだ一本は、まるで自身のライフスタイルを投影したかの様な分身の様な色落ちを見せてくれました。このモデルが作った縦落ちやヒゲ・ハチノスの入り方、これを忠実に再現したのが本モデルです。

ヴィンテージデニムの本質は、ただ色落ちをトレースするだけでは生まれないと考えています。ユーザーの特性、ライフスタイル、動き方の癖、ともに歩んで過ごした時間の全てが刻まれて初めて完成するものだと思うんです。SUBCULTUREでは、その一本に宿る空気感まで表現することを目指しました。
今回も生産は100本限定。一本一本のモデルにヴィンテージデニムへの敬意を全身全霊込めています。
※今回のデニム製作の背景や実際に穿き込んだ501XXについては、YouTubeにて詳しくご紹介いたします。
あのウールシャツが、新しく生まれ変わる。

今回発売するもう一つの主役が、ブランド初期に発売したウールチェックシャツです。ブランド初となるウールシャツとして発売しましたが、当時は生産数も非常に少なく、再販希望のお問い合わせを今現在も最も多くいただくアイテムの一つです。
こうしたブランドを支えて頂く皆様からの声を受け、このタイミングで再販することを決めたのです。そして今回の復刻モデルは当時より格段のアップデートを施しました。
それが、“ウォッシャブルウール”という素材です。どうしてもウールシャツの取り回しには懸念が残ります。それが家庭での洗濯が難しい点にありました。それがずっと脳裏に残っていたことから、新たなオリジナルウールを開発することに決めたのです。
一般的なウールシャツのような繊細さだけではなく、家庭で洗濯可能な取り回しの良さ、そしてウール本来の柔らかな風合いや保温性はそのままに、尾州の職人による縮絨加工と起毛加工を施すことで、保温性、耐久性、そしてヴィンテージウールシャツのような奥行きある表情までも実現できたのです。

クラシックなムードはそのままに、現代のライフスタイルに合わせて進化した、自信を持って提案できる一着が完成しました。
一周年だからこそ届けたいもの
新しいものを作ることだけが、はたして進化なのでしょうか?
ブランドが積み重ねてきた時間を見つめ直し、今だからこそ表現できる一つの完成形をさらにアップデートさせていく作業。これもSUBCULTUREらしい、モノ作りの考え方だと思っています。
SUBCULTURE TOKYO一周年。
この節目に、ブランドの原点とも言える二つのアイテムをお届けします。ぜひ、ブランドの歩んできた着実な進化を手に取って感じて頂ければ幸いです。
