【#5】VANSON×SUBCULTURE
【ストリートを席巻したメイド・イン・USA】
今からおおよそ30年前の90年代、東京・渋谷。アメリカン・カルチャーにノックアウトされたヤングジェネレーション達がこぞって身につけたのが、他ならぬVANSON LEATHERSのライダースジャケットだった。
Levis’s 646、RED WING♯2268、goro’s、そしてVANSONのワンスター。この一式が当時の若者の心を掴み、周囲からは羨望の眼差しを注がれるスタイルにまでなった。
【現代に復活する“スター”】
古き良きアメリカへリスペクトを込めるSC Subculture。デザイナーである瀬尾自身、ヴィンテージのハーレーに跨る生粋のバイカーでもある。そんな氏が作るコレクションには自ずとレザージャケットは存在する。90sのシーンももちろん理解した上で、25FWシーズン、VANSONとコラボレーションピースを作成する機会に恵まれる。図らずも瀬尾がセレクトしたのは、90sのシーンで隆盛を誇った“スター”だったのはもはや自明の理だったのかもしれない。
【ハードアメカジの系譜をモダナイズさせたデザイン】
ノーカラーのすっきりとしたネック周りが特徴のスター。両肩にはワッペン、スリーブにはブランドネームをレザーワッペンで、胸元にはSubcultureオリジナルワッペンも配されたレーシーなデザイン。
背面には大振りのスター、そこにウイング付きのSCロゴワッペンを組み合わせたインパクトあるデザインに仕上げた。ストリートはもちろん、オン・ザ・ロードでも確かな存在感を発揮する。
【敢えて90sライクにこなすのがSCスタイル】
90sライクなコーデを狙うべく、レザージャケットをメインにデニム・ブーツでバランスをとるのがSC流。インパクトのあるデザインのジャケットだけに、インナーは極力プレーンなアイテムをチョイスしたい。
また、ジャケットの着丈・身幅、アームの長さ、など各部のサイジングにこだわることで、ジャケットに着られる感覚は無くなるハズだ。